第2回 やなしお月例ウォーク  2019/3月17日(日) 島根県邑智郡美郷町 

集合場所 美郷町役場裏駐車場  美郷町役場前→君谷別府  バスで移動。
コース (全長約7km)

・ウォーク  君谷別府→やなしお道→美郷町役場  ウグイス鳴いていました。

参加者の皆さんに当日お願いしたいこと
①カメラをお持ちの方
■以下のテーマで撮影をお願いします。撮影された画像の提供をお願いします。
撮影テーマ・良いと感じた点、場所
     ・改善したほうが良いと感じた点、場所
■当日配布する地図に撮影場所と「良い」「改善」等記入をお願いします。
②カメラをお持ちでない方
■当日配布する地図に上記撮影テーマと同じテーマで場所と記入をお願いします。

一般道路:135km 3時間 高速道路:2時間30分

美郷町観光協会   銀山街道を知る    別府八幡宮と大杉 十王像と六観音  暮らしの道 別府コース

石見銀山街道ワークショップ
石見銀山街道は平成30年2月13日、国の史跡として指定を受けました。
町では、これからたくさんの人に、この歴史の道に親しんでいただきたいと思っています。
春の風を感じながら、石見銀山街道を歩いてみてはいかがでしょうか。そして、感じるまま
に風景を写真に納めたり、感じたことを書きとめてみてはいかがでしょうか。
皆さんのお感じになった事を、石見銀山街道の保存と活用を行うための計画に活かした
いと思っています。多数のご参加をお待ちしています。







やなしおの道」は1354年(正平9年)の文書にも記されるほど古い銀山街道です。毛利・尼子の銀山を巡る戦いでは
芸州からの攻路として用いられた道であり、また徳川時代には石見銀山の灰吹銀を大森から尾道へと運ぶ重要な
ルートでもありました。 「箱茂の松」「十王堂跡」「土橋」「版築工法」など様々な史跡やそれにまつわる伝承が
残っていて約7.2kmほどの街道の景色にも恵まれウォーキングには最高の場所です。


土橋(どばし)と呼ばれる谷間に土を盛り上げて造った街道のかさ上げ個所もところどころに見ることができます。


やなしお道入口
この場所の近くには、米とぎ橋、馬場の前や毛利と尼子の戦った古戦場があります。

十王堂跡
周囲を竹林に囲まれているこの場所は銀山街道と石見一宮物部神社に向かう往還との交差点、当時は行き交う人々
で賑わっていました。当時この場所には十王と六観音を安置した小堂が建てられていました。現在は、別府八幡宮に
保管されています。また、竹林の道は「版築工法」により作られ美しい竹林としてやなしお道のポイントでもあります。

七本槇別れ(しちほんまきわかれ)
七本槇分かれ 石見銀山から約11kmの地点。振り返ると大江高山を望むことができます。このあたりは、太古の時代、
湖沼であったともいわれています。生活道路が唯一走っています。

一里塚跡
石見銀山から3里の位置。一里塚のあった場所で「一里塚上」「一里塚下」などの字名が残っています。一里塚の松は
大きな黒松でした。現在は切り株だけが残っています。一里塚の整備は江戸時代、慶長9年2月4日、江戸幕府は日本橋
を起点として全国の街道に一里塚を設置するように指令され、大久保長安(石見銀山初代奉行)の指揮のもと行われ
10年ほどで完成しました。一里塚には榎、松などが植えられています。

三瓶山展望所
三瓶山を南西方向から眺めることができます。別名石見富士とも言われています。左から、男三瓶(1126m)、
手前に子三瓶(961m)、右に孫三瓶(907m)を望むことができ、天気のいい日にはすばらしい眺望の場所で休憩する場所
として最高で疲れも吹っ飛びます。

やなしお坂
三瓶山展望所を過ぎると、やがて志君川に向かって下るつづら折り(16か所)の急坂にさしかかります。標高250mあたりから
一気に下るこの坂は「やなしお坂」と呼ばれ、往来する人々や牛馬を苦しめた銀山街道の大難所でもありました。このことからも、
荻原から小原(現在の粕淵)までの人馬賃は本馬一頭152文、人足一人76文と決められていました。嘉永7年(1854)の
「御用伝馬人足継立定書」には、この坂が難所であるため、この坂を通る荷役には10文の割増賃金が公認されていたことが
示されています。


石見銀山生活文化研究所
石見銀山の地に根を下ろし、
美しい日本の生活文化を、次の世代へ。

群言堂/gungendo

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