西国街道ぶらり旅(宮内串戸〜大野浦)広島県廿日市市 2006/9/23(土) 秋分の日
ぶらりと訪れてみたくなる旅をイメージし、「西国街道ぶらり旅」とあらためました。
自由気ままに、昔の旅の人のイメージを感じながら、歩ければと思います。
江戸時代の山陽道である西国街道を昔のままのルートに沿って歩いてみようという会です。
歴史の好きな方、健康をかねて歩きたいと思っている方、町並みに興味がある方、等が参加しています。
現在200名程度登録しています。
例会としては、年に4回程度。一回の行程が8〜12kmです。
行程 旅人は60名ほど 資料が足らない
JR宮内串戸駅→宮内一里塚跡→夜泣き石→四郎坂→今川貞世の歌碑(大野中山)→中山一里塚跡
三槍社→大野次郎の屋敷跡・新宮神社→高庭駅家跡→西教寺→大頭神社・妹背の滝(昼食・手形あらため)
門山城跡→大野一里塚跡・今川貞世歌碑
爽やかな秋晴れの一日。
稲刈りはまだです、彼岸花咲き 栗が実っていました。
幕末維新と西国街道 幕末期、慶応二年(1866)六月から八月にかけて安芸国の西国街道を舞台に激しい戦闘が繰り広げられた。 幕府軍と長州軍との間で戦われた長州戦争である。 慶応元年(1865)十一月、幕府は彦根藩以下三十一藩に第二次長州征討のため出兵を命じ、 翌二年五月には幕府軍約一万三千が広島城下に集結した。 六月七日幕府軍による周防大島への砲撃を皮切りに、芸州口・石州口・小倉口でも戦闘が開始された。 六月十四日に開戦した芸州口の戦闘で、長州軍は幕府軍の先鋒である彦根・高田両藩兵を撃退し、 西国街道を東へ進撃する。そして、玖波(現大竹市)から大野(現在廿日市市)に至る 四十八坂で洋式訓練を受けた幕府麾下の諸兵及び和歌山藩兵らと対峙し、 約一ヶ月にわたって戦闘を交え、戦況はは一進一退を続けた。しかし、その後 戦況は長州軍の圧倒的優勢に傾き、八月七日未明、宮内村(現廿日市市) 専念寺と天王社に本陣を置いていた彦根・高田両藩兵からなる幕府軍は、 長州軍の奇襲を受けてたちまち瓦階した。 こうした中で幕府内部から撤兵の機運が高まり、事態は急速に終結へと向かっていった。 長州戦争によって、西国街道沿いの村々及び宿駅である玖波・廿日市は、 家屋が焼失するなどの甚大な被害を受けた。 |
集合:9時30分
@JR宮内串戸駅 出発:9時40分 |
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A宮内一里塚跡
広島より四里 小瀬川へ五里 |
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A専念寺
一里塚跡 道をはさんであります |
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B道標
宮内公民館にあります 右 石州道 左 九州道
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C御手洗川
砂原大橋渡ります |
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D佐原田権現社
稲穂がたわわに実っています。 社 街道沿いにあります |
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E夜泣き石
南無阿弥陀仏と彫られている 赤ん坊の泣き声がして 旅人を困らせた。 道標 石州道 九州道 消えかかっています ここから 「広島岩国道路」沿いにある道路 なだらかな上り坂続きます。 |
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F四郎峠
村境の碑 大野村・宮内村 その昔 盗賊が出た 難所。 標高 何m? けっこう登った。 大野5人兄弟 太郎、次郎、三郎、四郎、十郎 の話し聞きました。 |
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G今川貞世(了俊)の歌碑
紀行文 「道ゆきぶり」にしるしています 足利義満に仕え、応安四年(1371)9月に大野中山を通過している 「とにかくに しらぬ命をおもかな わが身いそぢにおほの中山」 「むかしたれ かげにもせんとまく椎の おの中山かくしげらん」 |
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G観音堂
歌碑の隣りにあります 疣観音と呼ばれている |
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H中山一里塚跡
広島から五里 小瀬川へ四里 埋まり頭部がのぞいています 塚の松跡 看板から 下ったところにあります。 |
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I幅が狭い山沿いの道へ | |
J三槍社(みやりしゃ)
大頭(おおがしら)神社の末社のひとつ。 |
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K街道は趣きあります
歴史散歩道 |
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K新宮(しんぐう)神社
大野5人兄弟 大野次郎を祀っている |
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K新幹線の向うに | |
L高庭駅家跡 濃唹(のお)駅跡
大宰府から都へ 古代山陽道の駅家(うまや)があった。 |
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M高畑の街道
ため池にハスの花 一輪咲いていました。 |
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N「歴史の散歩道」入り口 | |
O西教寺
長州戦争の時幕府軍の本陣が置かれた この辺りは激戦地 |
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P妹背の滝 雄滝
ここで遅い昼食 そして手形あらためました 滝をアレンジした 手形新しくしました |
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P大頭(おおがしら)神社
厳島神社の摂社 推古天皇11年(603)建立。 |
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P千人塚
慶応2年(1866)6月19日長州戦争で戦死した |
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Q道標 | |
R今川貞世歌碑・大野一里塚跡
「おおのうらをこれかととえばやまなしの かたえのもみじ色に出につつ」 「JR大野浦駅」の名はこの歌で命名 15時ここで解散。 在来線で帰宅しました。
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実りの秋
栗が実っています |
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彼岸の中日
あぜには 真っ赤な彼岸花咲いています |