中山道を江戸へ下る旅 第5回 (近江八幡市武佐~彦根市高宮)16km武佐宿から高宮宿
滋賀県近江八幡市 滋賀県東近江市  滋賀県愛知郡愛荘町 滋賀県犬上郡豊郷町 滋賀県犬上郡甲良町 滋賀県彦根市高宮町

行程  6人の旅人
集合:JR近江八幡駅 9時00分 出発:近江鉄道武佐駅 9時30分
近江鉄道武佐駅(三条大橋から47km)→武佐宿西見見附・高札場跡→愛宕山常夜燈→陣屋跡→武佐宿本陣跡 本陣を勤めた下川家である。
→伊勢道道標→大橋役人宅跡→錦屋(いっぷく処)→屋警察署跡→脇本陣跡→高札場跡→牟佐神社→蛇砂川・西生来大橋→
武佐一里塚跡(124里)→泡子地蔵→東光寺→鎌若宮神社→→金毘羅常夜灯→福生寺→→奥石神社→東海道新幹線 地下道くぐる
→市境 近江八幡市から東近江市→清水鼻の名水→清水鼻立場→てんびんの里→石塚一里塚跡(125里)→常夜燈→愛知川・御幸橋 
東近江市から滋賀県愛知郡愛荘町 →和田一里塚 日本橋から122番目の一里塚→不飲橋→愛知川宿(武佐から9.8km、高宮宿まで7.9km)
本陣1軒 脇本陣1軒 旅籠28軒 →マルタマ商店→脇本陣→問屋場跡→高札→旧近江銀行(本陣跡)→しろ平老舗→旗神豊満大社の道標→
歌詰橋・宇曽川→千樹寺→又十屋敷(豊会館)→「藤べい」さん→伊藤忠兵衛記念館→伊藤長兵衛屋敷跡→日本橋から121番目の豊郷一里塚
→八幡神社→月通時→若宮八幡宮「産の宮」→豊郷町と由良町、彦根市堺→→欅並木→松並木→了法寺→高宮一里塚跡(120里)→
無賃橋・犬上川→脇本陣跡→円照寺→本陣跡→北の脇本陣跡 高宮宿の本陣は、1軒で門構・玄関付で間口約27m、建坪約396㎡であったという
→「芭蕉の紙子塚」→多賀大社鳥居→座・楽庵→近江鉄道高宮駅

彦根市法士町(ほぜちょう)にある高宮一里塚跡(120里)石柱は壊れていた。

到着:近江鉄道高宮駅 16時30分   18時35分乗車  万歩計38971歩(新記録)
解散:JR彦根駅 17時00分  19時~懇親会  予約ホテル彦根駅[西口]徒歩2分

土産:彦根城めぐり(城の形のまんじゅう)  金亀純米吟醸酒

 武佐宿から高宮宿

武佐宿本陣跡 
 




「むしゃりんどう」武佐(武者)竜胆
シソ科の多年草で、日当たりのよい山地の草原に生える。
名は花の姿がリンドウに似ており、蒲生郡武佐村(現近江八幡市武佐町)で発見された
ことに由来する。
2007年には環境省のレッドリスト(絶滅危惧種Ⅱ類)に登録されている
実に貴重な花である。

地域で愛されるムシャリンドウ ( 近江八幡市 )






広重の「木曽街道69次之内 恵知川(えちがわ)」
「愛知川」に掛かる「無賃橋」を描いています。
浮世絵の右端には、「むちんばし、はし銭いらず」と書かれた木柱が立っています。
中央は、深編笠を被った白装束の2人の虚無僧と、
赤い上着を着た女の牛飼いです。そして、右手は、葛籠(つづら)を背負い
その上に赤子を乗せた男です。

愛知川宿
愛知川宿(えちがわしゅく、えちがわじゅく)は、近江国神崎郡にあった中山道65番目の宿場(中山道六十九次)で、
現在は滋賀県愛知郡愛荘町愛知川および中宿。
愛知川の東岸に位置する。東海道の土山宿から分岐した御代参街道の、中山道への合流点にあたる
1829年(文政12年)に成宮弥次右衛門が愛知川に架橋を計画し、1831年(天保2年)に完成した。
旅人から通行料を取らなかったため、無賃橋とよばれた
江戸時代より愛知川宿は「一渓茶」と称する煎茶の名産として知られ、
和菓子文化が広まった。中でも不飲川のほとりで売られていた「越川大福」が人気だった伝えられている。
2008年現在、中山道沿いに残る7、8軒の菓子店舗のうちほとんどは愛知川宿に集中している

愛知川宿本陣跡 
 






広重の「木曽街道69次の内 高宮」は、犬上川の南岸から、高宮宿の家並みを
望んで描いています。絵では、川の水が少ないので、無賃橋の仮橋が外されて、
橋桁だけが残っています。中央の二人の農夫は、高宮宿の原料の麻の外皮を剝ぎ取った
残りのオガラと呼ばれる茎を、縦長の俵に入れて背負っています。


高宮宿
天保14年(1843年)の『中山道宿村大概帳』によれば、高宮宿の宿内家数は835軒、うち本陣1軒、脇本陣2軒、
旅籠23軒で宿内人口は3,560人であった。

中山道第一の宿場 本庄宿(埼玉県)の人口約4500人余りに次ぐ中山道第二の規模でした。

多賀大社への最寄りの宿場であり、多賀大社の一の鳥居が昔も今も高宮宿のランドマークである。

特産品は麻織物で、高宮で生産された麻織物は
高宮布として近江商人を介して日本各地に流通したほか、彦根藩から将軍家への献上品にもなっていた。

高宮村を中心にまわりの村は麻の産地があり、その加工も盛んで「高宮縞」「高島上布」と呼ばれる
反物(織物)は街道沿いでたくさん販売されました。


高宮宿本陣跡 
 

守山宿から武佐宿武佐宿・愛知川宿・高宮宿→

翌日4月14日 御城下 特別史跡 彦根城跡  
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