紅葉の佛通寺 広島県三原市 2006/11/23(木)勤労感謝の日

中国観音霊場第十二番札所   御許山 佛通寺 臨済宗佛通寺派大本山 

拝観料:300円。

応永4(1397)年沼田荘地頭小早川春平公が愚中周及(大通)禅師を招請して開いた寺で、
寺号は大通禅師の師、中国金山寺即休契了禅師の諡号通禅師による。
小早川一族の帰依を受けて寺勢は隆昌し、最盛期には山内塔頭八十八ヶ寺、末寺三千ヶ寺を数えた。

2019年11月13日 (水)
881日目広島県三原市 こころ旅 2019
佛通寺

@佛通寺参道の紅葉
@

参道の紅葉

@参道の紅葉

輪蔵の前

A佛通寺川

巨蟒橋(きょもうきょう)から

B巨蟒橋(きょもうきょう)
境内聖域の結界としての活龍水(佛通寺川)に
架かる鞘橋(屋根つき橋)。文政6年以来、
水害のため。たびたび再建。

境内を流れるこの渓流は、佛通寺本寺の結界である。
開山大通禅師がこの地に訪れた時、この川に棲む大蛇が
自ら橋となり迎え入れたという故事にちなんで名付けられた。

C総門

寺の正門。

D大玄関には

樟の一木彫り座禅達磨像

D千年杉 ありました
E大方丈から

大方丈:法要や法話など多目的広間、元の意味は
     住職の居室

多宝塔総門そして

臥龍松:樹齢200年、枝振り22m、幹周2.5m

F本尊 十一面観音菩薩
すべての悩み苦しむ人々と心を共にして救い励ます
菩薩の本願を表現
左三面 威怒相(いどそう)
悪人、悪心を諌めて正しい道に進ませようとする怒りの表情
正面三面静寂相(じょうじゃくそう)
おだやかな菩薩慈悲の心をあらわす
右三面利牙上出相(りげじょうしゅつそう)
歯をむき出して必死に頑張っている表情
後頭部一面笑怒相
大笑いして邪悪な者を笑いとばしてしまう顔
中央頭頂部・・阿弥陀如来

F佛殿

釈迦三尊像(釈迦如来・文殊菩薩・普賢菩薩)

F佛殿

龍の天井画
仏殿が文化6年(1809)に再建された後、
備中松山(岡山県高梁市)の画工 管南山の作。
仏教では龍は仏法を守護する善神とされ、
また龍神として水を支配する霊力を持つとされている
ところから、護法と火災除けの意味描かれている。
G禅堂
昭和初期、尾道出身の資産家で篤信家の
山口玄洞氏の寄進によって建てられた。
台湾檜の良材を使った堅牢な建築で、
簡素ながら細部の意匠も精緻である。
この禅堂は「獅子窟」と称し、第3代管長
山崎益洲老師筆の扁額が前門に掛けられている。
18歳の春 幹部候補生として座禅を組んだ

江田島の自衛隊教官に鍛えられた。

G禅堂:修行僧の座禅道

一般の座禅会や企業、学生の研修もここで行う

H観音堂

十一観音菩薩を祀り、

中国観音霊場第十二番札所の参拝所である

H観音堂の隣り

紅葉素晴らしい

I三安(みやす)観音

家(先祖)安かれ
わが身安かれ
子(子孫)安かれ


過去、現在、未来の三世の安穏を祈願されたい。

 

J崑崗池(こんこういけ)

 

K輪蔵(りんぞう)
文化13年(1816)に建立された宝形造の経蔵。
建物内部には回転式の納経塔があり、
明版『大蔵経(一切経)』が収められている。
K輪蔵(りんぞう)内部には回転式の納経塔

 

L羅漢像
M開山堂参道

巨大な千年杉の林立、
あたり一帯厳しい禅刹の気魄が漂う

N

左:地蔵堂 右:開山堂

二百段近い石段 含暉坂(開山堂への参道)登ります

O多宝塔

朱塗りの麗姿は佛通寺の風致に
紅一点のアクセントとなり親しまれている。

P銀九瀑(ぎんくばく)

開創以来の名瀑

瀧を形容した李白の詩の一節
「銀河九天より落つ」により名づけらた

石仏
石仏
石仏
石仏
昇雲の滝」見ました

御調八幡宮・佛通寺 散策

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